人生100年時代と言われる現代、「キャリア形成」の重要性が高まっています。会社に頼らずキャリアを築いていく必要性が増している今、キャリア形成を通し、主体的・計画的なスキルや経験の積み重ねが重要です。
しかし、キャリア形成が必要とされる背景や、キャリア形成のための具体的な方法を知らないという人も少なくありません。
この記事では、「キャリア形成がなぜ必要なのか」「キャリア形成に必要なアクション」について詳しく紹介していきます。
自分の理想のキャリアを実現するために、ぜひ参考にしてみてください。
記事の目次
「キャリア形成」とは
キャリア形成とは、人生や仕事のなかで経験やスキルを計画的に積んでいくプロセスを指します。
会社から与えられた仕事を日々こなしていくだけでは、キャリア形成とは言えません。人生の目標や働く意味を明確にし、その実現のために必要な経験やスキルを積み上げていく過程こそが「キャリア形成」です。
キャリア形成の第一歩として、まずは自分自身の「理想の将来像」を考えることが大切です。本記事の後半「キャリア形成の6つのステップ」の章では、キャリア形成のステップについて詳しく紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
キャリア形成と関連のある知っておきたい用語
キャリア形成について考える際、キャリア形成とよく似た用語を耳にする機会があります。
用語によって少しずつ意味が異なり、どれもキャリア形成と関連のある知っておきたい用語です。
キャリア形成についてより深く考えるためにも、関連用語について事前に理解しておきましょう。
キャリアプラン | キャリアプランとは、今後やりたい仕事や理想の働き方の目標を設定し、そこから逆算した計画のことです。 仕事における計画には、会社での昇進や異動、転職や独立起業などが当てはまります。 |
キャリアデザイン | キャリアデザインとは、仕事における将来の「目標」や「理想の姿」に加え、プライベートも含めた人生全体の設計を行うことを指します。 仕事に絞った概念である「キャリアプラン」に対し、「キャリアデザイン」は個人の人生全体の生き方を考える必要があります。 |
キャリアパス | キャリアパスとは、一つの企業内で仕事における目標を定め、その目標を達成するための道筋・ステップアップの流れを表しています。 「キャリアプラン」や「キャリアデザイン」との大きな違いは、1つの企業のなかで働き成長することを前提としている点です。そのため、キャリアパスは主に企業側が従業員の成長促進のために、育成の指標として提示しているケースが多く見られます。 |
キャリア自律 |
キャリア自律とは、自らのキャリアについて主体的に考え、責任を持って継続的にキャリア形成に取り組んでいる「状態」のことを指します。 |
キャリア形成が必要な背景
昨今では、企業が従業員のキャリア形成を促進する目的で、キャリア形成支援に取り組むケースが増えてきました。キャリア形成という言葉自体は昔から存在するものですが、近年ではその重要性が増してきています。
なぜキャリア形成の注目度が高まってきているのでしょうか。
ここでは、キャリア形成が必要な背景について、時代の流れも踏まえて紹介していきます。
終身雇用制度の崩壊
終身雇用制度とは、企業が倒産しない限り定年まで雇用される制度のことです。現代ではこの終身雇用制度が崩壊しつつあります。
この背景には、産業構造の変化や長期にわたるデフレなどの影響で経済状況が悪化し、終身雇用を維持できない企業が増えてきていることが起因しています。経営が苦しくなったことで、多くの正社員のリストラに乗り出し、派遣社員の雇用を増やすといった戦略を取る企業も少なくありません。
2019年には、トヨタ自動車株式会社の豊田章男社長が「なかなか終身雇用を守っていくというのは難しい局面に入ってきたのではないか」と、終身雇用の難しさを発言しています。
引用:テレ朝news|「終身雇用守るの難しい」トヨタ社長が“限界”発言
終身雇用制度の崩壊が叫ばれ、企業に身を委ねることが難しい現代だからこそ、一人ひとりが自律的にキャリア形成に取り組んでいく必要があります。
働き方の多様化
フレックスタイム制の導入やテレワークの浸透、さらには複業(副業)の解禁など、昨今の「働き方の多様化」もキャリア形成が必要とされる理由のひとつです。
2018年には厚生労働省が「働き方改革」を推進し、企業に対し「柔軟な働き方がしやすい環境整備」を求めるなど、国をあげての改革も進められています。
こうした雇用環境の変化に柔軟に対応するためには、自分で目的や目標を設定し主体的に行動する力が必要不可欠です。
DXへの注目の高まり|AIなどのデジタル技術の発達
今後も社会にとって必要な人材になるためには、外部環境の変化に合わせて柔軟にキャリア形成を行う必要があります。特に技術発展の動向のチェックは欠かせません。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を浸透させることで、人々の生活をあらゆる面でよりよいものへと変化させるという抽象的で幅広い意味合いを持ちます。
一方で、経済産業省は企業視点のDXの定義について以下のように解釈しています。
「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること。」
引用:経済産業省|「デジタルトランスフォーメーションを推進するためのガイドライン」
デジタル技術の発展に伴い、多くの産業で構造変革が起きようとしています。小売業界や飲食業界では、精度の高い売上予測が可能になりました。また、製造業ではFA(Factory Automation:工場自動化)などが進み、どんどん効率化されています。他の業界も同様にデジタル技術の発展の影響を受けています。
産業構造の改革が進む中、人間の役割も大きく変わってきます。デジタル技術では解決できない人間の介在可能性に目を向け、日々の仕事に向き合う姿勢が求められています。
人生100年時代の到来
「人生100年時代」と呼ばれる現代において、定年の延長だけでなく定年後の生活を視野に入れた長期的なキャリア形成が必要です。
2022年に、認知症を専門とするウェブサイト「なかまぁる」が実施した調査結果によれば、約半数の人が「老後に2000万円前後必要」と回答しています。
老後を見据えて、「どのような仕事をいつまで行うのか」「生活するための資金をどう準備していくのか」早い段階から考えておくことが大切です。
また、帝国データバンクが公式サイトに掲載するデータによれば、企業の平均年齢は「37.48歳」(2022年5月時点)とされています。これに対し、人の職業人生は70歳まで仕事を続けたとして「約50年」です。企業の平均年齢よりも人の職業人生の方が長いことがわかります。
「人生100年時代」をより豊かに理想の人生をおくるためには、企業に頼ることなく一人ひとりが自分のキャリア形成についてしっかりと考えていくことが重要です。
キャリア形成に必要な4つの能力
キャリア形成について考える際、ただなんとなく将来像をイメージするだけでは、明確なキャリア形成にならないので注意が必要です。
ここでは、キャリア形成に必要な4つの能力について紹介していきます。
人間関係構築力
キャリア形成に必要な力の一つ目が「人間関係構築能力」です。
人間関係構築力とは、人とのつながりをもち、良好な関係性を築いていくための能力です。人間関係構築力が高い人には下記のような特徴があります。
- 周りの人をまとめ上げる能力が高い
- 自分と関わる人の特徴や共通点に気付く能力が高い
- 人間関係の輪を広げ、より強固な関係性にする能力が高い
人間関係構築力を高めることにより、相手が何を伝えたいのか気付いたり、その時に必要なアクションを考えたりできます。また、情報の共有や理解度を深めることにも役立ち、仕事を円滑にすすめる意味でも重要な能力です。
自分自身を理解する力
キャリア形成には、自分自身のことをより深く知り理解する能力が重要です。自分自身を理解することにより、自分の「得意・不得意」や「特徴」「スキル」などが明確になり、今後成長させていきたい能力が見えてくるからです。
自分自身をしっかりと理解したしたうえで、今後「どういった仕事をするべきか」「何をすれば成長につながるか」を見極めてキャリア形成に生かしていきましょう。
課題を見つけ解決する力
人生のなかで、うまくいかないことや計画通りに物事が進まない場面はたくさんあります。このような時に必要となるのが「課題を見つけ解決する力」です。
キャリア形成においても同様で、計画通りにいかない時や壁にぶち当たった時に、「課題の発見」と「解決」を繰り返すことで、挫折せずに理想の将来像に近づけます。
課題を見つけ解決する力は簡単に身につくものではありません。普段から「うまくいかない理由」や「足りないものは何か」など、課題を見つけて解決する習慣を身につけておきましょう。
計画を元に実行する力
キャリア形成において最も重要なポイントは、計画を元に「実行する力」です。なぜなら、どれだけ自分を理解し課題を見つけ完璧な計画を立てても、それを実行できなければキャリア形成とは言えないからです。
計画を元に実行するためには、強い意志が求められます。
- 継続的に行動する意志
- うまくいかなくても諦めない意志
- 周りに流されない意志
計画を立てただけで満足せずに、「計画」と「実行」までがセットで「キャリア形成」だということをしっかり理解しておきましょう。
キャリア形成の6つのステップ
キャリア形成について理解が深まったら、実際にキャリア形成の6つのステップについて考えていきましょう。
ここでは、厚生労働省からの案内を参考にキャリア形成のために必要な考え方や、意識すべきポイントについて紹介していきます。
自己理解(Will・Can・Must)
キャリア形成のためには、自己理解が重要です。自己理解は、「Will・Can・Must」の視点で考えていきましょう。
- Will(やりたいこと):やりたいこと・動機
- Can(できること):実績・経験・能力・強み・適正
- Must(やるべきこと):会社(周り)からの要望・責任
例として、下記のパターンで「Will・Can・Must」を考えていきます。
Will(やりたいこと) | 行政書士として独立起業したい |
Can(できること) | 大手企業で総務部の部長として従業員を牽引 |
Must(やるべきこと) | 行政書士試験の合格、独立に向けた経営スキルや知識の補完 |
このように、「Will・Can・Must」で自己理解を行い、自分の興味や経験、能力など振り返り、それらを整理して自分自身に対する理解を深めていきましょう。
仕事への理解
2つ目のステップは「仕事への理解」です。世の中の仕事の業種・職種を理解し、その仕事内容や労働環境、入職ルートなどを理解するステップです。
将来的に行政書士として独立起業したいと考えている場合、「Must(やるべきこと)」には、「試験の合格」や「経営スキルや知識の補完」が挙げられます。この2つのやるべきことを達成するには、どのような職業に就けば効率的か考えましょう。
例えば、「行政書士の事務所で実績を積む」と考えた場合、行政書士事務所の具体的な仕事内容や入職ルート、待遇などを調査し理解を深めることがこのステップに当てはまります。
職業・職務の体験
ここではキャリア選択や意思決定の前に、実際に職業や職務を体験してより理解を深めるステップです。社会人向けのインターンシップを利用するのがおすすめです。
社会人向けインターンシップでは、日中仕事で忙しい社会人の生活を考慮して、土日や夜に開催されているケースも少なくありません。また、学生向けとは違い給料が発生する企業も多いので、ぜひ検討してみましょう。
社会人インターンシップを実施している企業の探し方は、「サンカク」などからリサーチしてみるのがおすすめです。
キャリア選択に関する意思決定
「自己理解」「仕事への理解」「職業・職務の体験」から得た知識や経験を生かして、キャリア選択に関する意思を決定していきます。
自分の目指す将来像に対してのいくつかの選択肢のなかから、客観的かつ合理的に自分が選択すべきキャリアアップを定めましょう。
このステップまでで、キャリア形成の計画を立て終えた状態になります。
プランの実行
「キャリア選択に関する意思決定」で定めた計画や目標を実行するステップです。
前章でもお伝えした通り、自分で定めた計画や目標をしっかり実行していくことがキャリア形成において最も重要なポイントです。
計画通りにいかないことや挫折しそうな場面に直面することもありますが、強い意志をもって「プランの実行」をすすめていきましょう。
職務への適正
ここでは、自分が実行したプランの適応力を高めていくステップです。新しい環境に挑戦した場合は、その環境に慣れていくプロセスも含まれます。
そして大切なことは、「職務への適正」を達成した後、次のキャリア形成へさらにステップアップすることです。
キャリア形成は、職業生涯の節目において実施されるべきもので、その度にレベルアップや範囲の拡大を伴います。また、キャリア形成を何度か繰り返すことで、その専門性も高まり職業的な発達にもつながります。
キャリア形成の考え方のポイント
キャリア形成を考える際、「やりたいことが見つからない」「将来像がイメージできない」など、悩んでしまう人も少なくありません。
このようにキャリア形成に悩んでしまう人に向けて、キャリア形成の考え方のポイントについて紹介していきます。
ポイントに沿って考えることで、自己理解を深めることにもつながりますので、ぜひ参考にしてみてください。
ロールモデルを見つける
ロールモデルとは、自分が理想とする「キャリアを積んでいる人」や「立場を確立している人」のことを指します。ロールモデルはキャリア形成のお手本となるため、より明確なキャリア形成を描けるようになります。
ロールモデルが見つかったら、その人の言動やキャリアを参考にすることで、自分が目指すべき将来像や不足している部分の洗い出しが可能です。
ここで気付きを得たことを自分のキャリア形成に組み込むことで、より明確で具体的なキャリア形成につながります。
やりたくないことをリストアップする
「やりたいことが見つからない」「ロールモデルが思い当たらない」など、キャリア形成の取っ掛かりが見つからない人は、やりたくないことをリストアップしてみましょう。
やりたくないことをリストアップすることで、やりたいことをイメージしやすくなります。
やりたくないことの例は下記の通りです。
- 生活リズムが不規則になる仕事
- 責任が重い仕事
- 人と積極的にコミュニケーションを取る仕事
- 体力勝負な仕事
- 収入が不安的な仕事
やりたいことが思い浮かばなくても、やりたくないことは意外に思いつくものです。まずはやりたくないことをリストアップし、キャリア形成の参考にしてみてください。
自分の仕事の価値観を考える
キャリア形成のためには、自分の仕事の価値観を考えることも重要です。自分の価値観に合った仕事に出会えれば、やりがいをもって働けます。
仕事の価値観とは、自分自身が仕事に対して「どう思うか」「何を求めるか」です。人それぞれ価値観は異なりますが、例として下記のようなものが当てはまります。
- スキルアップを重視して自分が成長できる仕事に就きたい
- 収入や地位、肩書きを優先して仕事をしたい
- 世の中に役立つ商品やサービスを開発したい
自分の仕事の価値観に合わない仕事に就いた場合、仕事への「やりがい」や「モチベーション」を失うケースが多く、キャリア形成は難しくなります。
自分の仕事の価値観を考え明確にしたうえで、キャリア形成を考えていきましょう。
キャリア形成の具体的な方法
キャリア形成の計画が立て終わったら、具体的なアクションへの移行が必要です。キャリア形成のために、スキルや経験を積む方法はいくつか選択肢があります。
ここでは、キャリア形成の具体的な方法について紹介していきます。
資格を取得する
自分で高めたスキルを実証するためには「資格の取得」が最も有効です。資格の種類によっては、独学で勉強し取得を目指す方法もありますが、通信教育や社会人向けのオンラインスクールなどを活用する方法もおすすめです。
また、企業によっては従業員のスキルアップ支援として、資格取得をサポートする制度が設けられている企業もあります。
注意点として、やみくもに資格を取得するのではなく、自分のキャリア形成に合わせて必要な資格を取ることが大切です。資格の取得は、あくまでキャリア形成における手段のひとつであり、ゴールではないことを念頭に置いておきましょう。
外部のセミナーや本で独学する
外部のセミナーや本で独学する方法も選択肢の1つです。知識やスキルを学べるセミナーや書籍はたくさんあるので、自分のキャリア形成に適したものを選んで活用してみましょう。
注意点として、セミナーや本は基本的にインプットに偏りがちです。重要なことは、インプットした知識やスキルをどれだけ自分のものにしてアウトプットできるかです。
セミナーの受講や本を読んだだけで満足せずに、その先の自分の人生に生かせるよう意識して取り組みましょう。
企業の研修や職業訓練に参加する
企業によっては、従業員の教育研修を行う企業もあります。企業で働きながらスキルアップが見込めるので、積極的に参加を検討してみましょう。
また、就職に役立つスキルや知識を習得できる公的な制度「職業訓練」の受講も選択肢の1つです。職業訓練には、多種多様なコースが設けられており、基本的には無料で受講できるため、自分のキャリア形成に沿って受講を検討してみてください。
転職して自分のやりたい仕事を見つける
現職では得られない新たなスキルを習得したい人や、現職が自分のやりたい仕事でない場合、転職も視野に入れておきましょう。
キャリア形成において必ずしも転職が必要ではないですが、現職では得られないスキルや経験を身に着けたい場合は、転職も有効な手段となります。
国が行っているキャリア形成支援サービス
ここまでキャリア形成の重要性やその背景、考え方などについて紹介してきました。この先有意義な人生を送るためにも、キャリア形成は避けては通れないものです。
キャリア形成の重要性については国も認識しており、厚生労働省が積極的にサポート体制を整えています。
ここでは、国が行っているキャリア形成支援サービスを紹介していきます。
キャリア形成支援
キャリア形成支援は、厚生労働省が個人のキャリアアップのために以下のような施策を設けています。
キャリアコンサルティング
キャリアコンサルタントの育成や、キャリアコンサルティングを受けられる環境の整備を推進する施策です。
人材開発支援助成金
職業訓練経費や訓練期間中の一部などを助成する制度です。制度自体は企業向けですが、個人がキャリア形成を行いやすい環境整備を目的とした施策と言えます。
要件は下記の通りです。
- 雇用する労働者に対して、職務に関連した専門的な知識および技能の習得をさせるための、職業訓練などを計画に沿って実施
- 人材育成制度を導入し労働者に適用
教育訓練給付制度
雇用保険に加入している(していた)人が、厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講し修了した場合に、掛かった費用の20%(上限10万円)が支給される制度です。
それぞれの施策の詳細については、厚生労働省の公式サイトに記載されています。ぜひ参考にしてみてください。
キャリア形成サポートセンター
キャリア形成サポートセンターは、「個人(在職者)」「企業・団体」「学校関係者」を対象に、ジョブ・カードを活用してさまざまなキャリア形成支援を無料で行っています。個人の自律的なキャリア形成や企業の組織活性化、生産性向上などを目的としています。
申し込み後にジョブ・カードを作成後、60分程度のキャリアコンサルティング面談が行われ、面談は「対面」「Web」から選択可能です。どの地域に住んでいても対応可能ですので、ぜひキャリア形成サポートセンターの活用を検討してみてください。
ミドルキャリアのキャリア自律を支援する「ライフシフトラボ」
ライフシフトラボ・ジャーナルを運営する株式会社ブルーブレイズは、キャリア形成の支援を通じてキャリア自律の実現を伴走するライフシフトラボを運営しています。
ライフシフトラボは、複業・社外活動を足がかりに転職や独立起業、定年後のセカンドキャリアなど、人生後半のキャリア自律を叶えるマンツーマンのオンラインビジネススクールです。
人材業界に精通するキャリアコーチが、受講生の豊富な経験を活かせる複業デビューを伴走支援。強みの棚卸しから打ち出し方、具体的な案件獲得ノウハウまでを体系的に学び実践できます。金銭報酬を伴わないボランティア・プロボノから始めることで、勤め先が複業禁止の場合でも受講いただけるプログラムです。
ライフシフトラボのプログラムは60日間の短期集中型です。体系的なオンデマンド講座と全8回のマンツーマン面談で理論と実践をカバーし、以下3点の成果を提供。受講生の複業デビュー成功率は95%にのぼります(トライアル版実績)。
1. 自分の経験やスキルが誰に価値を持つかがわかり、自分を “商品化” できる
2. 学ぶだけ・考えるだけで終わらず、複業活動を実際にスタートできる
3. 複業を足がかりに、今後30年間のキャリア自律の活路が拓ける
なお、ライフシフトラボは、人材紹介サービスや再就職支援サービスとは異なり、個人のお客様に費用を負担いただくサービスです。複業デビュー後の収入で十分に回収できるリーズナブルな自己投資で、今後30年間のキャリア自律の道が拓けます。
まとめ
人生100年時代と言われる現代において、一人ひとりがキャリア形成についてしっかりと考えることが求められています。
キャリア形成とは、人生の目標や働く意味を明確にし、その実現のために必要な経験やスキルを積み上げていくプロセスのことです。
キャリア形成の第一歩として、自己理解をすることから始めていきましょう。自己理解を行うことで自分の興味や経験、能力など振り返り、それらを整理して自分自身に対する理解を深められます。
また、キャリア形成の具体的な方法として「資格の取得」や「企業の研修への参加」、「転職」などが挙げられます。自分に適した選択をすることで、より有効なキャリア形成が実現可能です。
キャリア形成と聞くと少し難しく考えてしまいがちですが、誰しもが自分の理想の将来像を持っているものです。この先有意義な人生を送るためにも自分自身と向き合い、キャリア形成について考えてみましょう。