社会人としてのキャリアを積み重ねた40代、今までに蓄積した経験やスキルを生かし、さらにハイクラスの仕事に転職を検討している人も多いのではないでしょうか。

しかし油断は禁物です。転職市場を見てみると、40代の転職は厳しい現状があり、経験やスキルだけで成功するとは限りません。

本記事では、ハイクラスの定義を確認した上で、ハイクラス転職のメリットとデメリットなどについても解説します。

この記事の監修:勝田健氏
スタートアップ企業に特化した転職エージェントに従事。大手VCと連携し、累計約100名のCxOポジションに紹介実績あり。転職エージェント歴22年。スタートアップ業界の豊富な人脈(VC・起業家・CxO)と知見が強み。個人の「WILL」をベースとしたキャリア支援実績は累計2000名以上。スタートアップ企業の採用支援経験を活かし、自らも複業(結婚相談所・採用コンサルティング・新規事業起ち上げ支援)を実践。幅広い業界・サービスのビジネスモデルを熟知。

記事の目次

ハイクラスの定義 | ハイキャリアとの違いは? 

ハイクラスの定義 | ハイキャリアとの違いは?

求人広告などで「ハイクラス」という言葉を目にした経験がある人もいるでしょう。しかし、ハイクラスとは何か具体的に理解していない人もいます。

「ハイクラス」には明確な定義がありません。例えば、以下の特徴に該当するものをハイクラスとして呼ぶことが多い傾向があります。

  • 年収800~1,000万円前後
  • 経営層に近い役職、ポジション
  • 専門的なスキルが必要な仕事

ハイクラスといわれる求人の場合、年収800万円以上の求人がほとんどです。しかし、年収800万円に満たなくても、平均年収の相場を上まわるとハイクラスに該当することもあります。

また、経営層に近いポジションで働いている人、専門的なスキルや高度な資格を活かして働いている人もハイクラスに含まれます。

ハイクラス転職を検討する際には、どれほどの年収がいいのか、どんな強みを発揮したいかなど、具体的に落とし込むことが重要です。

ハイクラス転職のメリット

ハイクラス転職には、どのようなメリットがあるかを見ていきましょう。

上位レイヤーを目指せる

レイヤーには「階層」という意味があります。ビジネスにおけるレイヤーを具体的にいうと、一般社員、課長、部長などのマネージャー層、執行役員などの経営層などが挙げられます

40代がこれまでの実績や経験を活かし、キャリアビジョンにあった転職が実現すれば、より上位レイヤーのポジションを獲得できる可能性もあります。自社では上位レイヤーのポジションを見込めない場合であっても、転職で上位レイヤーのポジションを得られるケースもあるでしょう。

異業種への転職でも、その業界で実績を挙げていたり、異業種でも活かせる経験があれば、評価に繋がり、より上位レイヤーへ転職できる可能性もあります。

年収がアップする可能性がある

40代といえば、将来のお金に関することに不安を抱えたり、子どもがいる家庭では教育費に悩む年代ではないでしょうか。

現職で昇給が見込めない場合、転職活動を思い切って始める人も少なくありません。スキルや経験が評価されて即戦力として採用された場合や、マネージャーとしての立場で転職が決まった場合には年収アップも見込めるでしょう。

しかし、転職は年収アップを保障するものではありません。転職しても前職よりも年収が下がることもあるので注意してください。

新しい環境で仕事のやりがいを見つけられる

40代になると、現職の仕事をマンネリに感じていたり、他にやりたいことが見つかったりします。

転職することで、これまでとは異なる新しい環境で働けるため、新たな経験を積めるでしょう。また、新しい環境の中、これまでは感じられなかったような仕事のやりがいを見つけられるはずです。

新卒のときに入れなかった会社に社会人としての経験や実績が評価されて採用されることもあります。

ハイクラス転職のデメリット

ハイクラス転職にはメリットだけではなく、デメリットがあることに留意しておく必要があります。ハイクラス転職には昇給や昇進といったポジティブな言葉と結びつく一方、ハイクラス転職ならではのデメリットもあるので注意が必要です。

以下、ハイクラス転職におけるデメリットについて見ていきましょう。

求人件数が少ない

ハイクラス転職の求人数は、一般的な求人数よりも少なくなります。ハイクラス転職向けの転職支援サービスなどもありますが、幅広い層をターゲットとした総合的な転職サービスに比べれば数も限られています。

そのため、転職の条件を「ハイクラス」に絞ってしまうと、自分の経験やスキルを生かせる求人がなかなか見つからないこともあるでしょう。また、求人倍率が高い場合、採用選考で勝ち抜くことが難しくなると考えられます。

ハイクラス転職を希望する人の中には転職条件を高く設定するあまり、転職活動が長引く人もいます。ハイクラスにこだわるあまり自分に合った職種や企業を見落としてしまわないよう気をつけてください。

転職後の環境に適応できない可能性がある

ハイクラス転職であっても、転職の成功がゴールではありません。転職先に馴染み、長期的に働き続けられる環境にいることも転職活動の成功といえます。

大手企業や有名企業の場合、周囲のレベルが一般水準よりもかなり高いことや、激務であることも少なくありません。入社できたとしても、他の社員の生産性の高さについていけずコンプレックスを抱いてしまったり、心身ともに激務についていけなかったりということもありえます。

転職に成功できるかと転職した企業で問題なく働き続けられるかは別の話です。ハイクラス転職を希望する人であっても、企業や職種が持つブランドやステータスのみならず、自分に合った企業や業務内容かも確認しておくことが大切です。

ハイクラス転職で企業が40代に求める知識やスキル

ハイクラス転職で企業が40代に求める知識やスキル

ハイクラス転職に成功するためには、企業が応募者に何を求めているのかを理解しておくことが重要です。今の自分に不足している要素がある場合、転職前にスキルを身につけておくことをおすすめします。

以下、ハイクラス転職で企業が40代に求める知識やスキルについて説明します。

ITスキル

DXに注目が集まり、あらゆる業界でデジタル技術やデータの活用が進んでいます。今、IT業界以外でもある程度のITスキルが求められています。ITリテラシーが高い人は転職市場でも評価される傾向にあるといえます。

ITスキルとはプログラミングに限られるものではありません。Microsoft WordやExcelなどのツールを使い、効率的に仕事をするスキルやWebサービスを活用するサービスなど、職種によって求められるスキルは異なります。

業務の効率化が重要視されている今日、社員のスケジュール管理や仕事の割り振り、書類の管理などをシステムで行う企業も多く見受けられます。管理職は複数の部署のメンバーを効率的にマネジメントするスキルも求められます。時代のトレンドに流されず基本的なITスキルは兼ね備えておくようにしましょう。

財務やIRの知識

ハイクラス転職の中には、経営層に近いポジションの求人も多く見受けられます。経営層に近いポジションで働く場合、予算の策定など、財務に関する仕事が増加します。財務会計についてある程度理解しておく必要があります。

また、上場企業で経営層に近いポジションに転職する場合は、IRの知識も必須と言えます。近年では、SDGsに注目が集まるだけでなく、ESG投資も盛んになり、企業の収益だけでなく、社会的な価値も重視されるようになっています。

どんな部署であれ、会社と投資家や社会との関係を見すえ、企業を財務的、社会的に成長させるスキルが求められるでしょう。

論理的思考力

40代のハイクラス転職において、論理的思考力は必要不可欠なスキルです。

ハイクラス転職の対象となるレイヤーでは、会社の外部の環境だけでなく内部の環境もあわせて俯瞰的に分析し、論理的な意志決定をくだせるかが重要です。このような立場では論理的な説明が求められる場面も多々あるでしょう。

数字を用いて定量的に評価しづらい論理的思考力ですが、蔑ろにせず、考える習慣を心がけましょう。

コミュニケーション力(対人折衝力)

ハイクラス層では、研ぎ澄まされたコミュニケーション力が求められます。しかし、単純にコミュニケーション力といっても定義は幅広く、「親しくなれるスキル」と捉えられがちです。

そこで意識するべきスキルが対人折衝力です。対人折衝とは自分(自社)の意思や主張を相手側に伝え、実現するスキルです。上位レイヤーに転職すれば、一度の商談で動く金額が大きくなるなど、社外のステークホルダーとより綿密なコミュニケーションを取る必要が生まれます。

また、多くの部下と接する中でも仕事を円滑に進めるために、双方の認識の齟齬が生まれないコミュニケーションを実現しなければなりません。

論理的思考力と同様に、蔑ろにすることなく、普段から目的遂行のためにスムーズなコミュニケーションを取れるように意識しておきましょう。

経営戦略

今、テクノロジーが急激に進化する中、環境は複雑さを増し、かつてないスピードで変化しています。将来の予測が困難な状況にあることから、「VUCA(ブーカ)時代」と呼ばれています。

そんな中、的確に外部の環境を把握し、競争優位性を確率できる経営戦略をたてられるかどうかがハイクラス人材にとって重要になっています。

ハイクラス転職では経営層に近いポジションや経営に直接的に関わるポジションでの求人も多い傾向です。そのため、企業だけでなく業界全般の動向について理解することや、企業経営に関するデータを読み解く力や分析力、経営に関するさまざまな知識も求められています。

40代からハイクラス転職を成功させる9つのポイント

40代からハイクラス転職を成功させる9つのポイント

40代の中にはハイクラス転職を希望しているものの、ハイクラス転職を成功させるにはどうすればよいのかという疑問を抱えている人も見受けられます。

40代からハイクラス転職を成功させる9つのポイントを紹介します。

>>関連記事40代の転職完全ガイド|おすすめサイトから7つのポイント、事例まで完全網羅

40代の転職市場を分析する

年代によって転職市場におけるニーズや規模は大きく異なります。40代で転職を考えている人は業界の将来性や自分の市場価値などきちんと把握することが大切です。

40代の転職市場は20代と異なる部分もありますので、年齢に合った対策や戦略が必要になります。

自身のキャリアの棚卸しをする

キャリアの棚卸しとは、自分がこれまでに何をやってきたのか整理する作業のことです。例えば営業マンの人であれば、「どのようにして売り上げをあげて、数値目標を達成するためにどんな努力をしたか」をまとめてみましょう。今までの実績だけでなく、経験やスキルなど曖昧な部分も言語化しておくことで、自己理解が深まります。

キャリアの棚卸しを行うことで、自分に向いている仕事やできる仕事が見えてくるはずです。自身にマッチした仕事を見つける上で、キャリアの棚卸しは自己分析と並んで重要になります。

転職で譲れない条件と妥協できる条件を決める

転職先の希望条件にこだわりすぎると、転職活動が難航する可能性が高くなります。思い描く働き方や条件が実現できなくても、「これだけは譲れないという条件」と「妥協してもよい条件」を書き出しておくことをおすすめします。

転職したいと焦るがあまり妥協して職場を決めると、早期離職の原因となり、転職活動を繰り返すことになるでしょう。転職先がなかなか見つからない場合であっても、絶対に譲れない条件がある場合はあらかじめ決めておきましょう。

転職後のキャリアプランを明確にしておく

転職活動は転職がゴールではありません。転職先で何をしたいかや将来的にどうなりたいかといった目標を立てておくことが重要です。

転職後のキャリアプランが明確になっていると、転職した企業で目標を持って働けます。また、キャリアプランを設定しておくことで、仕事のマンネリ化も防げます。

時代の流れに合わせ「リスキリング」を実践する

リスキリングとは、新しい職に就くため、もしくは今の職業で必要とされているスキルの大きな変化に対応できるよう、必要なスキルを獲得することです。

近年、さまざまな職種がIT化による影響を受け、仕事内容や働き方が変わるといわれています。変化が大きい時代だからこそ、リスキリングが重要になります。

転職サイトに登録して求人情報をチェックする

転職活動では転職サイトに登録し、主体的に動かなければなりません。新しい情報を迅速にキャッチし、的確な求人に応募することが転職に成功する上で大切です。

ただし、ハイクラス転職を希望している人は、ハイクラスに特化したサービスでなければ、希望にマッチした求人が出てこない可能性もあります。ハイクラス転職を希望している人はハイクラス向けの転職サービスを利用しましょう。

転職エージェントを活用する

転職エージェントは転職に関する知識や情報を豊富に持っています。また、履歴書や職務経歴書作成のサポートの他、面接対策などの支援を受けられます。

転職活動では自分の市場価値を把握できず、「自分には無理かも」と応募に踏み切れないこともあるでしょう。専門家の力を借りることで、転職活動を客観的、かつ効率的に進めていけるはずです。

知人に転職先を紹介してもらう

転職する上で人脈はとても重要です。転職先が知人経由で決まるというケースも珍しくありません。同業他社で活躍している知人からの紹介や、知人が経営している企業などで転職先が見つかることもあります。

周囲に転職活動をしていることを話しておくことで、周囲からサポートを受けられることもあります。

SNSで情報発信をする

現代社会においてSNSで仕事を得られることも珍しくありません。自分のことや気になる話題、ビジネスについて情報発信しておくと、仕事のオファーをいただけることもあります。

ただし、SNSでの転職活動は即効性がなく、仕事に繋がる保障はありません。SNSだけに頼らず、エージェントの活用などさまざまな手法を用いて転職活動を進めることをおすすめします。

ハイクラス転職向けの転職サービス5選

ハイクラス転職向けの転職サービスを5つ紹介します。転職サービスは複数登録することもできますので、自身に合ったサービスを見つけてみてください。

>>関連記事<40代向け>転職エージェント 23選|ランキングで紹介、活用方法も解説

ビズリーチ

サービス名ビズリーチ
運営会社株式会社ビズリーチ
公開求人数約73,000件(2022年時点)
対象年齢35歳以上
対応エリア全都道府県、海外
料金無料
サービスの特徴・年収1,000万円以上の求人が3分の1
・ヘッドハンターに相談可能

ビズリーチはハイクラス向けの転職サービスの中でも知名度が高いサービスです。

ハイクラス向けの求人が多く、理想とする転職先を見つけやすいといわれています。

ビズリーチの口コミ

ビズリーチは「ハイクラス転職のサポートをしてくれる」という声がありました。

ハイクラス転職を考えている人は、一度ビズリーチを使ってみましょう。

JACリクルートメント

サービス名JACリクルートメント
運営会社ジェイエイシーリクルートメント
公開求人数約12,900件(2022年時点)
対象年齢30~50代
対応エリア東京、群馬、栃木、茨城、埼玉、横浜、甲信越、名古屋、静岡、大阪、京都、神戸、広島、岡山、福岡、海外
料金無料
サービスの特徴・転職実績43万人
・管理職やエキスパート職の転職に強い

JACリクルートメントは大手と比較すると求人数が劣ります。しかし、2019~2022年にわたりオリコン顧客満足調査「ハイクラス・ミドルクラス転職」で1位を獲得するなど、実績が高く評価されています。

JACリクルートメントの口コミ

JACリクルートメントは高額案件を多数扱っており、年収1,500万円以上のシニア層がメインターゲットであるという口コミもあります。

ハイクラス転職を目指す40代におすすめで、年収アップも実現しやすいでしょう。

ミドルの転職

サービス名ミドルの転職
運営会社エン・ジャパン
公開求人数約134,000件(2022年時点)
対象年齢30代、40代
対応エリア全国
料金無料
サービスの特徴・年収1,000万円の求人数が1万件以上
・30代、40代専用

ミドルの転職はエン・ジャパンが運営しています。求人数も多く、コンサルタントのサービスも丁寧と評判です。

ミドルの転職の口コミ

「ミドルの転職に掲載されている転職希望者の声がリアル」という口コミもあります。

また、ミドルの転職はミドル層を主な対象にしていますが、20代向けの求人もあるようです。

リクルートダイレクトスカウト

サービス名リクルートダイレクトスカウト
運営会社リクルート
公開求人数約97,000件(2022年時点)
対象年齢40代、50代
対応エリア全国
料金無料
サービスの特徴・スカウト機能
・大手メーカーの求人が豊富

リクルートダイレクトスカウトは事業責任者や管理職など、年収800万円以上の求人を多く取り扱っています。登録すると、各エージェントからスカウトが送られてきます。

リクルートダイレクトスカウトの口コミ

リクルートダイレクトスカウトはスカウトメールが多く届くと評判です。中には1日50件を超えるスカウトメールが届いた人もいます。

iX転職

サービス名iX転職
運営会社パーソルキャリア
公開求人数非公開
対象年齢40代以上
対応エリア全国
料金無料
サービスの特徴・スカウト型転職サイト
・年収800万円以上の求人を主に取り扱っている

iX転職はCxOや事業責任者、財務などのポジションに就きたい人におすすめです。また、優秀なヘッドハンターにも出会いやすいといわれています。

iX転職の口コミ

40代の転職について、残念ながらiX転職に関する口コミは見当たりませんでした。

iX転職のサイトの転職実績を見ると、年収800万円以上の求人実績が豊富にあることがわかります。

ハイクラス転職を実現したい人はiX転職に登録して、サービスを使用してみましょう。

転職サービスを使うときの3つの注意点

転職サービスを使うときの3つの注意点

転職サービスを活用することで、転職活動を効率的、かつ効果的に進められます。一方、転職サービスの利用には注意点があることも確認しておく必要があります。

以下、転職サービスを使うときの3つの注意点を見ていきましょう。

転職サービスは複数利用する

転職サービスを利用する場合、利用するサービスを1つに絞る必要はありません。むしろ、複数の転職サービスの利用を進めるキャリアアドバイザー(コンサルタント)もいます。

複数の転職サービスを利用することで、出会える求人の数も増えます。また、多くの専門家の意見や助言を得ることができるため、自分に合った転職先をより見つけやすくなりますし、転職活動の短期化にも繋がるでしょう。

サービスごとの非公開求人を必ずチェックする

転職サービスには公開求人と非公開求人があります。ハイクラス転職を目指す人が転職サービスを利用する場合、サービスごとに非公開求人をチェックするのがおすすめです。

非公開求人にはオープンされていない優良求人が多いといわれています。莫大な量の応募が集まるような人気企業のほか、大手企業の重要なポジションなど、フリーで公開できないようなポジションも非公開求人には含まれています。

ハイクラス転職を実現したい人は、利用している転職サービスの担当者に非公開求人について質問してみてください。

担当のアドバイザーと相性が合わない時は素直に申し出る

転職サービスにおいて担当のアドバイザーと相性が合わないこともあるでしょう。

担当のアドバイザーと相性が合わないことを理由に、転職サービスの利用を辞めてしまうのはもったいないことです。自分にとってピッタリの企業や求人と出会える可能性を自ら閉ざす可能性もあります。

担当のアドバイザーと相性が合わないと感じたら、その旨を別のアドバイザーに素直に申し出てみましょう。ほとんどの場合、担当のアドバイザーを代えてもらえます。アドバイザーを変更したことで不利になったり、トラブルに発展したりすることは基本的にありません。

まとめ

40代は管理職やマネジメント的ポジションに転職しやすい年代です。社会人経験が豊富で、業界について深く理解している40代は、多くの企業にとって頼れる年代といえます。

また、40代はプライベートにおいてお金が必要になったり、将来について改めて考えたりする年齢であるともいえるでしょう。「今後も現在の働き方を続けてよいのだろうか?」といった疑問を抱える40代の方もいるはずです。

40代はハイクラス転職が現実的な年代でもあります。しかし、スキルが不足していたり、激しく選り好みをしていたりする場合には転職活動が長期化することも懸念されます。

自分がやりたいことやできることを明確にした上で、自分に合った転職先を見つけることが大切です。